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上海万博、金融危機の中で世界の自信を強める |
発信時間: 2009-02-02 | チャイナネット |
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金融危機がまだ波及し続けている中、上海万博は世界の自信を強める役割を果たしている。現在、出展予定の230の国と国際機構は、危機を理由に出展を見合わせるものは一つもなく、数十の都市と企業の出展準備作業も計画通りに進んでいる。 上海万博の準備作業のために、ドイツのブレーメン市はこのほど上海に政府連絡拠点を設立した。同市の関係者はこれについて、「われわれは国際金融危機の影響を受けていないわけではないが、それはかえって上海万博に対する重視をさらに強めることになった。なぜならば、上海万博は都市の未来を模索する盛会であり、ブレーメンはここでみずからをアピールするだけでなく、他の都市に学び、チャンスをつかみ取ることもできるからだ」と語った。 ブレーメン市のこうした見方は、上海万博に寄せた世界の期待を端的に示すものである。 アメリカのクラフトフーズ株式会社のCEOは新年早々、上海を訪れ、投資をさらに増やし、上海万博を追い風として中国市場をさらに開拓する決定を下した。 タイのセントラルグループもこのほど、上海で中国地域本部を設立したほか、年に3~5社のペースで上海や浙江省などの沿海地域にデパートを開設する方針を固めた。同グループの取締役は、「金融危機であっても、中国がベスト投資先であることは変わらない」と語っている。 ロレアルグループは1月11日、上海万博の最初のフランス系のスポンサーとなった。なぜ金融危機の時期になお大胆に投資するのかという質問に対し、ロレアル中国株式会社のCEOは、「ロレアルの使命は「美」を伝播すること。これは上海万博の「よりよい都市、よりよい生活」というテーマとぴったりだからだ」と答えたが、ロレアルの中国での売上げが8年連続2ケタの伸びを保ち、中国はアジア・太平洋地域の最も大きな市場であることがその背景にあるからのだ。 経済不振の時期に、人気のある、資源を集め、チャンスを創出できる盛会には、いつも多大な期待が寄せられるものである。経済と社会の発展を牽引するその効果がさらに大きくなることもしばしばあるからだ。 現在、アメリカの自動車産業は苦境に陥っているにもかかわらず、GMとパートナーの上海自動車が建設する企業展示館の準備作業は、計画通りに進められている。その責任者は、「この展示館には、われわれの未来に関する考え方、つまり自動車産業の危機脱出策を探る考え方が凝縮している。自動車産業を取り巻く状況はきびしくなればなるほど、上海万博の自動車展示館は期待感を持たせてくれるものと言えるだろう」と語った。
「チャイナネット」2008年2月2日
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