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感冒時の運転リスク、飲酒運転と同等
発信時間: 2009-02-02 | チャイナネット

 英国で1月31日に発表された研究結果から、風邪を引いた時に自動車を運転すると、ドライバーの注意力や反応速度が低下し、飲酒後の運転と同じくらい、安全運転に対してマイナス影響を及ぼす恐れがあることが明らかになった。「新京報」が伝えた。

 今回の研究は、英ロイズTSB銀行グループ傘下の保険機関が実施した。研究者は、数十人の感冒患者を含む約百人の被験者に対し、運転シミュレーション装置による走行テストを行い、感冒患者と健康な人の運転能力の相違を調べた。その結果、道路状況に対する感冒患者の反応速度と警戒度は、健康な人に比べ約11%低いことが分かった。

 英「デイリー・メール」紙は、この研究報告を引用し、ドライバーの運転能力に対する感冒の影響は、「ウィスキー2杯を飲んだ時に引き起こされる状態」とほぼ同じだと報じている。

 英国王立事故防止協会(RoSPA)メンバーは、「身体の調子が良くない時に運転すれば、自分自身や路上の他人に危険を及ぼすかもしれません。疾病は、人間の反応速度、観察力、判断力を低下させる可能性が高いですから」とコメントしている。(編集KM)

 「人民網日本語版」2009年2月2日

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