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764の伝統工芸のうち半分が危機
発信時間: 2009-02-10 | チャイナネット

七宝焼

 

このほど全国で初めて工芸・美術に関する調査が行われ、中国の伝統工芸・美術764品目のうち52.49%が後継者不足などが原因で、危機的な状態にあったり、すでに途絶えてしまっていることがわかった。

 調査によると、中国には現在工芸・美術の大家が1787人おり、うち365人に「中国工芸大家」の称号が与えられている。平均年齢は57歳以上で、今でも267人が創作に取り組み、219人が弟子に技術を伝授している。伝統工芸技術の伝授方式は主に社会・師弟・家族の3種類あり、社会における伝授は主に関連の学校に頼っているが、最近では伝統工芸・美術の研究や技術伝承に熱心に関わろうという卒業生は極めて少ない。師匠が弟子に技術を伝える方法は一部の地域では制度化されておらず、多くの工芸家が弟子をとっていない。また家族伝承の方法も危機に面している。若者は新たな業界に興味をそそられ、先祖代々伝わる伝統工芸に目を向けないというのが現状だ。

 伝統工芸・美術の多くが悠久の歴史をもつものの、その多くが手作りで複雑な技巧を要するため、後継者問題が深刻となっている。

 今回の調査は中国工芸美術協会が発起したもので、07年9月18日から全面的にスタートした。これは新中国成立以来最大規模の調査で、専門家と顧問1200人が参加、直接調査に関わったスタッフは1300人にのぼる。調査の内容は中国の工芸美術業界の経済、文化、業界管理方面の基本データと基礎資料収集で、香港・澳門(マカオ)・台湾を除く、中国のほぼすべての地域における工芸美術の全体的な発展状況が掌握された。(編集KA)

 「人民網日本語版」2009年2月10日

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