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重慶で1500年前の男性観音像見つかる
発信時間: 2009-02-18 | チャイナネット

 

  重慶市銅梁県でこのほど行われた文化財の全面調査で重大な発見があった。同県で4年前に出土した仏像が、専門家の調査により、国内で最も古い観音像だったことが明らかになった。この像は高さ約1メートル、男性の姿をしており、やさしそうな顔立ちをしている。顔は丸く、髪を巻いて髷を結い、耳たぶは長く垂れている。袈裟を着て、右手には葉の形をした扇子を持ち、左手は下ろしている。須弥座の左側の部分には浮き彫りで、長さ20センチの動物の姿が確認できる。

 この像が見つかった侶俸寺の石碑の記載によると、寺は今から約1500年前、南北朝時代に建てられたものだという。同県の資料の記載によると、寺の完成後、正殿には観音菩薩を、天王殿には霊官菩薩を祭ったとされている。このため、正殿の前から出土したこの像が観音菩薩像と初歩的に認定された。(編集SN)

 「人民網日本語版」 2009年2月18日

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