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仏裁判所、円明園の頭部像のオークション中止を却下
発信時間: 2009-02-24 | チャイナネット

フランスのパリ裁判所緊急審理法廷は23日夕方、欧州中華芸術保護連合会が19日に提出した、円明園の流出文化財であるネズミとウサギの頭部銅像のオークション中止を求める請求を却下し、被告側に賠償金を支払うよう原告側に言い渡した。

審理は23日の午前から約2時間続き、裁判官は即座に判決を下さず、数時間後に却下するという判決を下した。

この結果について欧州中華芸術保護連合会の代理弁護士の1人である任暁紅さんは新華社のインタビューに答え、「フランスの関連の法律によれば、被告側はこの2つの銅像の合法的な所有者であるため、勝利するには法律面でいろいろな困難がある。それを知りながら連合会が訴訟を起こしたのは、ヨーロッパの人々に、中国から流出した文化財のヨーロッパでの状態に関心を持ってもらい、そうした文化財の適切な保管と収蔵を促し、中国の人々にもこうした流出文化財への重視を呼び起こしたいという態度からだった」と語った。

オークション会社のクリスティーズは昨年7月、2009年2月にイブ・サンローラン氏とピエール・ベルジェ氏が所有していた文化財の特別オークションをパリで行ない、英仏連合軍が戦争中に円明園から略奪した「12生肖獣首」(干支の動物をかたどった銅像)のうち、ネズミとウサギの頭部像も出品されると発表。このニュースは中国で大きな反響を呼んでいた。

「12生肖獣首」のうち、ウシ、サル、トラ、ブタ、ウマはすでに中国に返還されており、リュウ、ヘビ、ヒツジ、トリ、イヌはまだ行方不明のままである。

オークションは現地時間2月25日の夜7時にスタートする。

 

「チャイナネット」2009年2月24日

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