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衛星「嫦娥一号」、月への落下作業に成功
発信時間: 2009-03-02 | チャイナネット

 

 

 

中国の月探査衛星「嫦娥一号」は1日午後4時13分、予定の衝突地点(月の東経52.36度、南緯1.50度)に落下し、第1期月探査プロジェクトを終えた。

「嫦娥一号」は2007年10月24日に中国の西昌衛星発射センターから打ち上げられて、1年余り、月全体の画像や月表面に存在する化学元素の分布など一連のデータを得た。その後、「嫦娥一号」は順調に運行していた。研究者たちは、月探査第2期プロジェクトの衛星の軟着陸に向けた経験を積むため、全ての任務を完了した「嫦娥一号」を月に落下させることを決めた。

計画によると、中国は2012年に月探査の第2期プロジェクトをスタートする予定だということである。月探査機を搭載した軟着陸機を発射し、着陸地点で探査作業を行う計画である。

 

「中国国際放送局 日本語版」より 2009年3月2日

 

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