08年の国内外の情勢を概括する、漢字一字と言葉がインターネット上で募集され、国内部門では「和」と「改革開放30年」、国際部門では「争」と「ウォール街の嵐」がそれぞれ一位に選ばれた。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
この調査は国家語言資源監測・研究センターネットメディア言語センターと商務印書館などの共同主催によるもので、28日に北京で締め切りられた。
評議会は、「和」は08年の中国のデッサンだと解説。中国人が雪害や地震のといった試練を通して「人心の和」を、北京五輪の成功を通して「世界の和」を、金融危機を前に中国政府は巨額投資と欧米諸国との協力を通じてこの危機に対抗する、最高の「和」を体現した、とすばらしい評価を下した。
一方、国内の「和」に対して、ネットユーザーが08年の国際情勢として選んだ漢字は「争」だった。「紛争、争議、闘争などが昨年国際社会で絶え間なく繰り広げられた。そしてついに世界は闘争の2008年に別れを告げ、2009年に入った」。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年3月2日