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円明園のブロンズの落札者、代金支払い拒否の理由を説明
発信時間: 2009-03-03 | チャイナネット

中華海外流失文物緊急保護専門基金のコンサルタントで、厦門心和芸術会社の蔡銘超社長は、フランスで2月25日に行われたクリスティーズの競売で、北京の円明園から流出したウサギとネズミの頭部のブロンズ像を2800万ユーロで落札した。この蔡社長が、2日に北京で開かれた記者会見で代金を支払うつもりはないと述べ、その理由についてその夜、記者に次のように説明した。

 

中国の関連規定を守るのは当然

「中国国家文物局は2月26日、『クリスティーズの文物出入国の申請を審査する知らせ』を出した。その知らせでは、クリスティーズが競売に出したネズミとウサギのブロンズ像は、円明園から違法に流出したものであり、クリスティーズが中国で文化財の持ち込みを申請する場合、必ずその出所の合法性を証明しなければならない。もし提出できない場合や証明が不十分な時は、文化財の持ち込み審査の手続きをすることができず、また文化財の関連部門が、盗まれたり密輸の文化財を発見した場合は、ただちに国家文物局や公安、税関に報告しなければならないとしている。私は中国人として、中国政府の関連規定を守るのは当然のことであり、もし今回落札した文化財が中国に持ち込むことができないなら、もちろん代金の支払いを拒否する」

 

100万ユーロの罰金も

クリスティーズ側は2日夜に今回の件について声明を発表し、「クライアントや落札者の身分に関しては一切コメントしない。次ぎの段階の措置についても、いかなるコメントも推測も控える」と述べた。

ヨーロッパのオークション業界の規定では、落札者は7日以内、常連客の場合は1カ月以内に代金を払わなければならない。しかし様々な理由で支払われない場合は落札は無効だ。その場合、落札者がほかの支払い方法を探すか、競売品を2番目の価格を提示した人に売るという2つの道がある。後者で解決する場合は、最初の落札者への罰金や保証金の控除という懲罰措置が取られ、このルールに則れば、蔡氏は100万ユーロの保証金を失う可能性があると専門家は指摘する。

またフランスの専門家によると、蔡氏がもし契約を履行しない場合は、フランス側に刑事制裁を言い渡される可能性もあるといい、蔡氏に近い人の話では、蔡氏は文物を保護するために最悪の状況も考えていると話す。

 

「チャイナネット」2009年3月3日

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