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チリ上空を通過するマックノート(McNaught)彗星。マックノート彗星は2007年、チリ上空を通過した。この写真はアンデス山脈上の海抜の高い地点で撮影された。写真からわかるとおり、同彗星はちょうどチリのサンティアゴ上空を通過している。マックノート彗星はロバート・マックノート氏が2006年に発見したもので、オールトの雲(Oort cloud)から飛来して初めて太陽に接近したものだ。マックノート彗星の核が急速に気化した後、ダストテイルは数万キロの長さに達した。他の彗星と異なるのは、この彗星は非周期彗星であることで、今回の接近の後はゆっくりとオールトの雲に戻ってゆく。マックノート彗星の光度は金星を上回り、チリ国内では数カ月にわたって観測できたが、太陽から離れるにしたがってその光度とエネルギーは徐々に弱まっている。 |
米国のAWB(Astronomers Without Borders)は現在、The World At Night(TWAN)というプロジェクトを実施中だ。このプロジェクトは美しい星空の写真を撮影することを通じて、人類の宇宙における位置を再確認し、その探究心を啓発することだ。
「人民網日本語版」2009年3月6日
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