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中国初の有人月面着陸用ロケット、開発に着手
発信時間: 2009-03-10 | チャイナネット

 全国政治協商会議委員、中国輸送ロケット技術研究院共産党委員会書記兼副院長の梁小虹氏は9日、大型ロケットプロジェクトが先月、初期試作品の研究開発段階に入ったことを明らかにした。計画の進捗には若干の遅れはあるものの、計画全体に遅れはないという。現在開発中の長征5号ロケットが、将来的に中国独自の宇宙ステーション打ち上げ、さらには中国初の有人月面着陸の重責を担う。

 梁氏によると、大型ロケットは高軌道に14トンの重量を打ち上げる能力を有しているという論証を経た。これにより、中国製ロケットが国内外の各種衛星打ち上げの需要を満たせるようになる。

 梁氏は、天津ロケット産業化基地の建設は既に始まっており、2012年には完成すると語った。また、中国は現在大型ロケット企業の設立準備中であり、将来的にはA株市場に上場する計画であることを明らかにした。(編集HT)

 「人民網日本語版」2009年3月10日

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