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青海 「大蔵経」保護のため民家を利用した博物館を建設
発信時間: 2009-03-17 | チャイナネット

 

 国が巨額の資金を投入して建設した「家庭博物館」がまもなく、青海省玉樹蔵(チベット)族自治州の結古鎮で落成する。この博物館は、ここに住む東倉家の一族が代々守ってきたチベット族の百科全書、「大蔵経」の保護のために用いられる。専門家によると、東倉家は、チベット族のかつての英雄、ケサル王の30人の将軍のうちの1人、東・白日尼瑪江才の子孫だという。「大蔵経」はまさに白日尼瑪江才が収集していたもので、今から1千年あまり前のものだという。東倉家の「大蔵経」には「甘珠爾」、「丹珠爾」などの仏教経典・教義だけではなく、チベット族の学科の内容ほとんど全てが含まれており、「チベット族の百科全書」とも呼ばれ、大変貴重な歴史的文化財といえる。



 「人民網日本語版」 2009年3月17日

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