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日本のケータイ小説 上海出版界の「寵児」に
発信時間: 2009-04-20 | チャイナネット

日本で流行しているケータイ小説は、上海の若者たちにも心を打つ純愛物語として人気があり、上海の出版社はこのビジネスチャンスを狙って出版権を手にしている。

上海訳文出版社は最近、日本で140万部売れた『君空』、昨年6月には純愛ケータイ小説『恋空』の出版権を獲得している。

携帯電話を通して流行り始めた『恋空』や『君空』は、携帯の画面に合わせ、短いセンテンスや会話文、独り言が多用されている。日常的で簡単ながら従来の文学の枠を打ち破り、日本の出版界ではケータイ小説が作家を謀殺するのではないかという声まで上がっていた。

中国のネット会社も注目している。しかしサイトや携帯電話、出版社、ドラマ、映画などの産業連携ができている日本と違い、中国は世界最多の携帯電話利用者を擁しながら、携帯で作品を発表するという意識はまだ育っていない。

今年始めに第3世代移動通信の営業許可が出されてから、ケータイ小説のビジネスチャンスが急に輪郭を現すようになった。そして多くの文学専門サイトが、この市場の開発や作家の育成に力を入れている。日本のケータイ小説はこうした流れのさきがけになったようだ。

 

「チャイナネット」 2009年4月20日

 

 

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