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90年代生まれに流行する「非主流」文化
発信時間: 2009-04-22 | チャイナネット

 

「非主流」って何?

1990年代に生まれた若者の中で流行している「非主流」という概念。しかしまだ絶対的な解釈はない。インターネットでは、「盲目的に主流に追従せず、自分は特別で、自己主張が強く、主流の先駆けとなるか主流に遅れること」と説明している。

「非主流」は欧米で発生したパンク文化に遡る。パンク文化は一種のアンダーグランド文化で、抑圧や現実への不満を訴え、現状の変化を訴えた。そして音楽やファッショに現れるようになり、過激で暗いイメージがまとわり付いているが、若者特有の若さや想像力、創造力、エネルギーに富む伝統に縛られない文化であり、こういう意味から、「非主流」文化の創造思想と精神の源とも言える。

 

表面に表れる「非主流」

 

 

   

今の若者に流行する「非主流」文化は、いったいどんな面に現れているのだろうか。

1、「火星文字」

「非主流」の若者たちがネットで交流するときの「専用文字」のこと。意味の分からない漢字や符号ばかりで、一般の人には理解し難い。火星などで使われている文字のようだということから、「火星文翻訳ソフト」まで出ている。

2、自分で自分を撮影することが好き

口を尖らせて髪で顔の一部を覆い、Vサインをして目を少し覆って自分でシャッターを押す。その後はパソコンで目を大きして肌を真っ青に変え、頬に目立つチークを施して、典型的な「非主流」の写真が出来上がる。

3、ルーズソックスの女子学生、鳥の巣のようなパーマの男子学生。

4、メッセンジャーの空間を色鮮やかに飾り、ハンドルネームも頻繁に変える。

5、髪は虹のように染め、服装はクリスマスツリーのような鮮やか。

6、かわいらしい効果を追求するため足先を内側に向けて歩く。

7、わけもわからず落ち込む。

 

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