第52回世界報道写真コンテストの授賞式がオランダ時間の3日、アムステルダムで行われ、世界27カ国・地域のカメラマン63人が受賞した。6人の中国人カメラマンも受賞し、注目を集めた。
授賞式は夜8時半から11時半まで開催。大賞に輝いた米国のアンソニー・スアウ氏にはオランダのコンスタンティン王子から賞が送られた。彼の作品は「危機に陥った米国経済」。強烈なコントラストを使って金融危機が人々に与えた影響を表現した。
新華社の呉暁凌氏が柔道のバチスタ選手を撮影したルポルタージュ「血に染まった柔道のマット」が、スポーツ部門単写真で金賞に選ばれたほか、「中国青年報」の趙青氏、「杭州日報」の陳慶港氏らがそれぞれの部門で受賞した。中国は今回のコンテストで受賞作品が最も多い国のひとつだった。
年に一度の世界報道写真コンテストは国際的に最も権威ある報道写真コンテストのひとつ。世界報道写真財団(本部はオランダ・アムステルダム)が1955年から主催している。(編集KA)
「人民網日本語版」2009年5月6日