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南側は赤で、南方の亜熱帯気候の特徴を表している |
中国の東西を貫く秦嶺-淮河ラインはこれまで伝統的に、中国の地理的南北を分ける境界線とされてきた。
淮安市にこのほど、南北境界線を現すシンボル的建築物が完成した。建築物は球状で、中心から北側は寒色、南側は暖色へとグラデーションがかかっており、南北の気候の特徴を比喩的に表している。
1990年代の初め以降、南北境界のシンボル建設を提案する声が文化界などから絶えず上がっていた。淮安は歴史的にも「北方の人が馬から降りて船に乗り換え、南方の人が船から降りて馬に乗り換える」地と言われ、建物、飲食、植生、気候、言語、文化などの面でも南北の境と言えるからだ。(編集SN)
「人民網日本語版」 2009年5月8日
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北側は青で、北方の温暖帯気候の特徴を表している | |