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北京で文房四宝博覧会、端硯の逸品がお目見え
発信時間: 2009-05-12 | チャイナネット

端硯の一つ、漁翁すずり

 「第23回中国文房四宝(筆・墨・紙・すずり)芸術博覧会」および「第1回中国文房四宝芸術祭」が5月8日から11日にかけて、北京民族文化宮で行われた。「すずりの都」とも呼ばれる広東省肇慶市からは、2万点近くの端硯の逸品が展示された。

 中国の文房四宝の1つ、「端硯」は、石の質が高い、墨を擦っても磨り減らない、冬にも氷結しないなどの特徴から、一級品のすずりとされている。端硯の故郷、肇慶市は今回、広さ約1千平方メートルの端硯特別展示コーナーを設置、60社あまりの企業が参加した。精巧で美しい端硯は多くの書画芸術家、愛好家達の注目を集めた。

 中国文房四宝協会が主催する中国文房四宝芸術博覧会は、年に1度開かれている。今回の博覧会では、240社あまりの企業が参加、中国の伝統的な筆・墨・紙・硯の各種製品が一同に会し、最新水準の文房四宝が十分に堪能できる博覧会となった。

 「人民網日本語版」 2009年5月12日

端硯の一つ、星月すずり
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