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文化財保護に努力、新疆ウイグル族自治区博物館
発信時間: 2009-05-18 | チャイナネット

チャイナネットは新疆ウイグル族自治区博物館を取材し、同博物館保管部主任であるアンニワル・ハスム研究員、新疆考古研究所名誉所長、イディリス・アブドジェスレ研究員に話を聞いた。

様々な文物や標本、約4万点を収蔵している新疆ウイグル族自治区博物館は、新疆ウイグル族自治区で唯一の省レベルの総合的な博物館。そのうち国家一級の文物は400点あり、自治区全体の60%を占める。2005年9月には、17.228平方キロメートルの新館がオープンし、去年3月28日からは無料で一般公開されている。

アンニワル・ハスム研究員は、同博物館の職員は約100人で、3分の1はカザフ族、蒙古族、ウイグル族、満族、チワン族などの少数民族だと紹介する。またこうした職員はとても優秀で、そのうち6人は公務員の採用試験に通って選ばれた解説員であり、中国語(標準語)やウイグル語などの民族の言葉以外にも、英語や日本語など二種類以上の言語をマスターしているという。

新疆ウイグル族自治区の文化財保護についてイディリス・アブドジェスレ研究員は、「ここ数年、政府は文化財保護や考古の研究に力を入れ、2003年には新疆の文化財を保護するために12億元の資金を批准し、毎年の投入額は8000万元に達している。また自治区政府の資金も多く、年間100万元から500万元に増え、今年は1000万元になった」と話す。

 

「チャイナネット」 2009年5月18日

 

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