日本製ヒト型ロボット「ASIMO(アシモ)」が19日、北京市朝陽区青少年活動センターを訪れ、小学校8校の児童代表らを前に得意の驚くべきパフォーマンスを披露、2本脚での歩行、1本脚での起立、時速6キロメートルでのジョギングなどを行った。ASIMOはまた中国の児童を舞台に呼び、彼の動作をまねて一緒に踊るように提案、中国の子供たちと友達になりたいという美しい願いも述べた。
児童らはASIMOの素晴らしい演技を楽しんだと同時に、ロボット生産技術に対して強く興味を抱いたようだ。ASIMOの研究開発を担当した本田技研工業の担当者は、ASIMOはグローバルな革命的新技術の追求を代表しており、社会的使命を持ち、それに挑戦したいという子どもたちの願いを呼び起こすことができると語った。
2000年の誕生以来、ASIMOはこれまで世界各地で青少年の科学技術啓蒙活動に参加してきた。昨年の四川大地震の発生後、ASIMOは二度にわたり四川省内の被災地を訪れ、現地の小中学生らを慰問、児童達に笑いと喜びを与えた。
ASIMOは今回の中国訪問で北京に4日間滞在、計16回のパフォーマンスを演じるほか、武漢、上海、広州などにも赴き子どもたちと交流する。(編集HT)
「人民網日本語版」2009年5月20日