漢字の字形に基づいて形式化し、書く方法の漢字入力と識別システムの開発に成功した。このシステムは外国人が漢字を学ぶ上で非常に役立つと考えられている。開発者は北京言語大学の宋柔教授と内蒙古師範大学の林民教授。
宋柔教授によると、この成果の趣旨は漢字の授業や図書の整理、漢字研究でのより突っ込んだ利用の情報技術を促進することで、図書の文字の忠実な入力や検索、比較対照、分析、出版にも使うことができるという。
このシステムには国際標準基本漢字集に収録されている2万余りの漢字のほかに、典型的な誤字や欧米からの留学生の誤字のデータベースも収録されている。漢字の入力は、入力ペンやマウスを使うことができ、誤字や変な形の漢字などを識別するという。
「チャイナネット」 2009年6月1日