蘇州の王嘉良恕ー絲(絹刺繍)世家工作室の第6代後継者の王建江さんは17日、明定陵で出土した「福寿如意」の礼服の再現に成功した。
刺繍がほどこされたこの皇帝の礼服は絹刺繍をする女性6人が3年の時間をかけ、彩色の刺繍糸3キログラムと金の糸10万メートル、孔雀の羽6000本余りを使って作られた。合計279個の「卍」字と256個の「寿」の字があり、いずれも金の糸で刺繍され、コウモリは301匹、如意紋は271個あり「万寿万福」を意味する。前襟と背中には緑色の団竜(円い形をした紋様の竜)合計1 2匹が、孔雀の羽を使って刺繍されており、礼服の豪華さは目を奪うばかりだ。(編集YH)
「人民網日本語版」2009年6月18日