中国山西省の五台山は26日、スペインのセビリヤで開かれている第33回世界遺産大会で、ユネスコ・国連教育科学文化機関の批准により、世界遺産リストに登録された。これにより、中国の世界遺産は38カ所に増えた。
会議に参加した中国代表団の団長を務める国家文物局の童明康局長は、「五台山の今回の世界遺産登録の申請は多くの困難を乗り越えてきた。委員らが五台山の世界遺産としての価値を否定した時、その難しさは極度に達した。しかし、五台山の地元政府が、非常に細心に準備したため、委員会は最終的に、五台山の価値を認めた」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2009年6月28日
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