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吉林 百億元投じて風力エネルギーの産業基地建設
発信時間: 2009-07-09 | チャイナネット

 投資総額が100億元にのぼる「通楡三一風力発電産業パーク」プロジェクトが7日、吉林省通楡県で正式に起工した。中国共産党通楡県委員会の崔征・書記によると、同プロジェクトは、風力発電設備の製造がメインで、3年から5年以内に販売収入が100億元に達する見込み。通楡県は中国で最も主要な風力発電産業化基地の1つとなるという。中国新聞網が8日に伝えた。

 同日起工したプロジェクトは、大型風力発電設備の生産が中心となり、敷地面積は500ムー(1ムーは約6.6アール)。プロジェクトには、風力発電機、ブレード、発電塔など、各主要分野の生産が含まれる。製品の販売範囲は通楡県を中心に、東北、モンゴル、華北の一部地域となる。

 崔征・書記は、「プロジェクトの初期投資は25億元で、今年中に40万キロワットの発電能力を作り上げる。2010年には60万キロワットとさらに能力を拡大し、2013年には、年間販売収入が100億元に達する見込みだ」と述べる。

 吉林省発展改革委員会の曹家興・副主任は、「吉林省は全国に先駆けて省レベルの風力発電発展計画を制定しており、2020年までに風力発電量を1500万キロワットにする計画だ。また、1500億元を投資して、吉林に『風力発電三峡(三峡ダムは水力発電で有名)』を建設し、全国でも主要な風力発電設備製造業基地を建設していく」と述べる。(編集SN)

 「人民網日本語版」 2009年7月9日

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