中高曼恩ディーゼルエンジン株式有限公司(ZGPT-MAN Diesel)はこのほど、初のMAN型ハイパワーディーゼルエンジンをラインオフ、納品した。このことは、中高曼恩が海外との技術協力を通じ、大型エンジンの国産化に成功したことを意味する。「経済日報」が16日に伝えた。
船用ディーゼルエンジンは船舶の心臓であり、もっとも価値のある船舶部品であり、造船コストの10-15%を占める。
中国の船用ディーゼルエンジン製造業は、造船業の急速な発展に比べると、技術の立ち遅れなどを理由に発展が比較的遅れており、中国が毎年建造する船舶のうち、半分以上はエンジンを国外から輸入しなければならなかった。現在、ハイパワーディーゼルエンジンを製造する国内メーカーの多くも、船用ディーゼルエンジンを生産できない状況だ。
中高曼恩によるMAN型ハイパワーディーゼルエンジンのラインオフは、国内での重大設備製造分野における新たなブレークスルーを意味し、民間企業で初めてハイパワー大型エンジンが製造されたことは歴史的な突破口をとなる。中高曼恩のMAN型エンジンが今後次々と生産されるにつれ、船用エンジンの50%を国外から輸入してきた局面が改善されるだろう。
「人民網日本語版」2009年7月17日 |