中国版権保護センターは15日、今年上半期の中国のソフトウェア著作権登録数が急速に増加したことを明らかにした。各種ソフトウェアの登録総数は2万9934件にのぼり、うちソフトウェア著作権の登録数が全体の96%を占め、伸び幅も史上最高を記録した。新華網が16日に伝えた。
6月30日現在、中国が今年受理したソフトウェアの著作権登録申請数は2万9804件にのぼり、前年同期の1万3999件に比べて112%増となった。ソフトウェア著作権登録の認可数は2万8748件にのぼり、同比100%増となった。
ソフトウェア登録者の所在地別統計によると、ソフトウェアの登録数が多かった省・自治区・直轄市は上から順に北京市、広東省、浙江省、上海市、江蘇省となっている。前年同期比で成長の大きかったのは北京市、広東省、浙江省、江蘇省、福建省、四川省、天津市、湖北省で、伸び幅がそれぞれ28%以上となった。うち、北京市の登録数は全国のソフトウェア著作権登録総数の3分の1を占めてほかを大きく引き離し、全国1位となった。浙江省は昨年の5位から今年の3位へと大きく飛躍、天津の伸び幅は最も大きく、トップ10の仲間入りを果たした。
「人民網日本語版」2009年7月17日 |