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皆既日食時には気温が20度急降下
発信時間: 2009-07-20 | チャイナネット

専門家によると、長江流域の前回の皆既日食は1575年のことで、今年は434年ぶりに観測できるチャンス。次の機会は2309年になるという。皆既日食の発生時、空の光度は突然100万倍も下がる。太陽が黒い円に変わり、またたく間に天地は真っ暗になる。辺りは夜の帳に包まれ、星が輝き、暗くなった大地の上には涼しい風がそよそよと吹く。動物たちは驚いて巣に戻り、空を飛ぶ鳥たちは自己制御ができなくなって地上に落下する。

また、皆既日食にともなって奇異な気象現象が発生することもあるという。気温が突然下がったり、湿度が突然高くなったり。しかも、皆既日食の時間が長くなればなるほど、温度と湿度の変化は大きくなる。今回の皆既日食では、その持続時間から考えると、気温は15度から20度下がり、湿度も大幅に高くなると予想する。

 

「チャイナネット」 2009年7月20日

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