Emotiveはユーザーが思考とコンピューターがインタラクティブに動作して利用すること許可しており、通常はゲームのコントローラーとして使用される。デモンストレーションでは、科学者が実験対象者をディスプレイの前に座らせ、人物、銀行、個人識別番号などの画像を見せる。その後、実験対象者の大脳からこれらの情報を盗むというもの。たしかに、この “P300”と呼ばれる脳波である。P300は、人間の大脳が例えば人物やよく接触している物事など、意味のあることを見つけると発生する脳波だ。確認後、ほぼ300ミリ秒で大脳にこの信号が発生するため、P300と名づけられている。
研究者によれば「P300は容疑者の尋問などでよい役割を果たしており、容疑者が大脳の中に隠している犯罪の細かい内容などを知ることができる。」という。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年8月29日