ロイター社11日に報道によれば、英国の権威ある医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」でチョコレートの消費量が多いほど、ノーベル賞の受賞者が多いという研究結果が発表された。
この研究で、チョコレートに豊富に含まれる、ワインや緑茶などからも検出される抗酸化物質が、大脳の老化を遅らせ、思考力を高め、大脳の覚醒状態を保持する助けになるという。
ロイター社は、研究者はノーベル賞を輩出した22カ国のデータを分析して、驚きの発見をしたと伝える。1人あたりのチョコレート消費量が多いほど、ノーベル賞受賞者が多い。研究者はある公式を大胆にも算出している。国あたりの平均年間1人当たりのチョコレート消費量が1ポンド(約0.45キロ)増えるごとに、1人のノーベル賞受賞者が輩出されるというもの。米国を例に取ると、ノーベル賞受賞者1人当たり、この国で1.24億キロ以上のチョコレートを消費している計算になる。
チョコレートがノーベル賞受賞を決めるという論法は偽命題だと思う人もいるだろう。だが、チョコレートの消費量はその国の豊かさと相関関係を持つ。この2つに直接的な関係はないにしても、高水準の科学プロジェクトはその国の経済力と関係している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年10月12日