米ロサンゼルスの企業オブロング・インダストリーズはこのほど、ジェスチャーでコンピュータを操作できるシステムを発表した。キーボード、タッチスクリーン、マウス無しに、空中で手を動かすだけでPC操作ができるほか、操作する際にはコンピュータの画面の前に立つ必要もなく、まるでSF映画「マイノリティ・リポート」のワンシーンのようだ。北京日報が報じた。
同システムは特殊な手袋(データグローブ)を使って操作する。データグローブのセンサーポイントと室内のジェスチャー制御カメラをリンクさせることにより、手の動きだけでなく、指の動きの追跡までが可能となる。
例えば、親指を伸ばせばスクリーン上のカーソルをコントロールでき、親指を下にスライドさせれば「選択」、親指と人差し指を使って目標を「すべて選択」し、操作することもできる。さらには、選択した目標を1つのスクリーンから別のスクリーンへと移すことも可能だ。
ネット上では、同システムを使って地図閲覧ソフトを操作する様子のデモ動画などが閲覧できる。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年10月15日