中国版権保護センターが12日に明らかにしたところによると、今年上半期、中国のソフトウェア著作権登録件数は前年同期比30.56%増の5万8333件に達した。地域別の登録件数上位5位は上から順に北京、広東、上海、江蘇、浙江だった。また、西蔵(チベット)、青海、貴州、新疆、内モンゴル、福建、海南、吉林、雲南、湖南の10地域も前年同期比増加率が60%を上回った。科技日報が報じた。
今年上半期、クラウドコンピューティング、モノのインターネットなどの新技術に関連するソフトウェア著作権登録件数が昨年に続き急速な増加傾向を示し、クラウドコンピューティング関係のソフトは905件(200.66%増)、モノのインターネット関連のソフトは380件(119.65%増)が登録された。
情報によると、中国版件保護センターが作成した「2011年中国ソフトウェア著作権登録状況分析報告」がまもなく発表される予定だ。ソフトウェア著作権登録機関による同分野の専門報告書の作成は、20年前に中国のソフトウェア著作権保護制度が確立され、ソフトウェア著作権登録制度が実施されて以来初めてとなる。
同センターはこの他、中国のソフトウェア著作権質権融資の基本的状況を客観的に反映した「2011年中国ソフトウェア著作権質権登録状況分析報告」を作成した。
上述の2報告の発表後、同センターはソフトウェア登録分析サービスをスタートし、関連部門および産業協会のニーズに基づき、ソフトウェア著作権とソフトウェア質権登録に関するカスタマイズされた分析報告を提供する予定。(編集SN)
「人民網日本語版」2012年10月15日