インドの第3世代主力戦車「アージュン」(イギリス・ビッカーズ社の輸出用戦車Mk.1のライセンス生産型)が、砲撃の演習を行っている珍しい写真がネットに流出した。「アージュン」が砲撃の瞬間に火を噴いている様子がはっきりとうかがえる。戦車の内部も明らかになっている。
インドでアージュンの研究開発計画が正式に承認されたのは1974年3月のこと。この時、政府から資金も割り当てられた。当時の計画では、1983年12月までに最初の試作車両を完成させ、その後1カ月に1台、計12台の試作車両を製造する予定だった。しかし、技術的な問題によって、開発は困難を極め、完成が大幅に遅れた。