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japanese.china.org.cn | 25. 09. 2013

日本ヘリ空母「いずも」徹底分析、20機の「F-35B」を搭載可能と推測

タグ: 日本ヘリ空母 いずも F-35B 日本海上自衛隊

 

 

  8月15日の前日、日本最大の戦艦「いずも」が進水した。ヘリ搭載護衛艦と呼ばれてはいるが、実際には軽空母であり、挑発的にも日本が当時中国を侵略した際の旗艦の艦名を踏襲した。

 

海外メディアによると、日本海上自衛隊のヘリ空母「いずも」(22DDH、日本側はヘリコプター搭載護衛艦と称す)は8月6日に進水した。満載排水量約2万7000トン、アクティブ・フェーズドアレイレーダー、ヘリコプターなどの装備はいずれも世界最高水準であり、第2次世界大戦後にアジアで正式に建造された初の航空母艦でもある。

カナダ軍事専門誌『漢和ディフェンスレビュー』10月号は、デッキの長さ、航空機用昇降機の規模、ヘリ搭載数から見て、「いずも」は米国の垂直離着陸戦闘機「F-35B」を十分に搭載できる規模であるとの見方を示した。

注目したいのは、「いずも」の巨大な航空機用昇降機である。2台の昇降機のプラットフォーム寸法はそれぞれ長さ20m×幅13m、長さ15m×幅14mで、艦橋の前後に設置されている。最大負荷荷重は30トン近くに上る。一方、「F-35B」は全長15.6m、翼長10.7m、最大離陸重量は27.3トンである。このことから分かるように、「いずも」の前方中央に設置されている昇降機は「F-35B」のために「オーダーメイド」されたものであると言っても過言ではない。「F-35B」を搭載するための技術面の問題はなく、大型輸送用ヘリコプター「CH-47」でも十分に離着艦が可能である。

重要なのは、「いずも」が一体何機の「F-35B」を搭載できるかである。戦争になった場合のことを想定すると、「いずも」の最大の仮想敵は当然のことながら、「J-15(殲-15)」戦闘機を24機搭載できる中国海軍の空母「遼寧艦」及び同型の純国産空母である。「いずも」の排水量は概ねイタリア海軍の空母「カヴール」に匹敵する。「カヴール」の満載排水量が約2万7500トン、「F-35B」戦闘機8機と各型のヘリ12機を搭載していることから考えると、「いずも」に搭載できる航空機は多くても20機ほどと推測される。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2013年9月25日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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