福島県富岡町で、防護服を着て防毒マスクをつけた作業員が洗浄作業を行なっている。彼らは大きな黒のビニール袋を持ち、放射能に汚染された土壌や葉っぱ、ごみを収集している。ここは福島第一原発の近くにある。(写真はウェブサイトより引用)
米紙『ボストン・グローブ』によると、福島第一原発から近い大熊町の多くの住民は、政府が3000万トンの放射性廃棄物を彼らの生活場所の近くに置くことを計画していることに腹を立てている。原発事故から4年で、政府は原発付近の放射線レベル低下に150億ドルを投じた。毎日、作業員が道路や民家を洗浄したり、木の枝を切ったり、農地から汚染された土を掘り起こしたりしている。現在、これらの放射性廃棄物は黒いビニール袋に入れられ、使われなくなった田んぼや駐車場、民家の庭に積まれている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月28日