2006年初頭、タレントの謝娜との5年間にわたる交際を終わらせた劉燁（俳優）は、フランス女性のアンナと恋に落ちた。アンナはフランス紙「リベラシオン」の在中国記者。パリで中国語を学び、中国生活は10年を超える。そのため、とても流暢な中国語を操る。大使館ではパーティがよく開かれるが、二人はそんなパーティで知り合った。2007年、北京で第4回フランス映画祭が開催された。このとき劉燁はこのガールフレンドを連れて記者のカメラの前に立った。手をつないでレッドカーペットを歩いただけでなく、記者の質問に対し、劉燁自身もこの女性が新しいガールフレンドであることを認めた。三年間の交際を経て、二人の愛情は順調に育まれた。このガールフレンドに影響された劉燁は、生活を楽しむことを学び、32歳前には結婚をして子供を作り、子供を学校へ送り迎えするような、普通の生活をすると宣言した。2009年7月5日、31歳になった劉燁は、アンナと北京の地壇公園で控えめな結婚式をした。映画監督の陸川が花婿の介添えとなった。2010年10月10日、32歳になった劉燁は、第一子の諾一を授かった。彼は言う。「そう。“一諾千金”（千金にも値する確かな承諾の意）から取った。これはとても神聖な言葉だと思う。この言葉は古代からあったんじゃないかな。男気、温情といった人格を、子供に身に付けて欲しいと思う。前からこの名前は思いついていたんだ。意味を説明したら、アンナも好きだと言ってくれた」。

また劉燁は、「両親ともに大学に行っていないから、子供には大学へ行かせたい。僕は子供のときから親から、大学へ行けば道が開けるぞと言われてきたけど、それが嫌だった。僕は子供にそんな要求はしない。要求するとすれば、いい人になれということ。自分に対して責任を持てればいい。彼には自由にやらせたい」と述べた。