米国メディアの「autoevolution」によると、暴走族文化は日本独特の文化であり、彼らが運転する車は様々な大げさなマフラーをつけた改造車である。このような変わった車は、その文化の独特さを感じさせる。
日本の自動車に対する情熱はイギリスやドイツにもひけを取らない。ボディの幅が非常に広い車や、コンクリートをかするほど車高が低い車、回転半径の大きい車を見たことがあるかもしれないが、「竹槍マフラー」を聞いたことはあるだろうか。これは日本独特の文化である。
竹槍マフラーは自動車を単に改造するのではなく、性能を高めることを目的としている。彼らは車の後部や両サイドに大きな音の出るマフラーを溶接する。マフラーの形はクラシックカーのようなラインで、先を尖らせることから「竹槍」と呼ばれるようになった。
彼らは好きな位置にマフラーを取り付けるが、その10分の1は風で吹き飛ばされる。暴走族文化の起源は知られていないが、ただ楽しいからやっているのだろう。あまり目立ちたくない時はマフラーを外す。
この竹槍のようなマフラーは、70年代に米国でハンドルとサドルの位置が高い自転車に垂直の排気管が取り付けられたことから来たとの見方もある。また、グループ5レースカーからインスピレーションを得たとの見方や、日本の暴力漫画が起源であるとの見方もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年6月12日