日本館に出展された美術家・塩田千春さんの作品『掌の鍵』。この作品には記憶と探索の意味が含まれている(7月5日撮影)
第56回ヴェネチア・ビエンナーレが5月9日、一般に開放された。美術展は11月22日まで開かれ、今年のテーマは「全世界の未来」。120年の歴史を有するヴェネチア・ビエンナーレは2年ごとに開催され、ドイツのドクメンタ、ブラジルのサンパウロ・ビエンナーレと並び「世界3大美術展」と言われ、世界の現代アートを反映する万華鏡とされている。国籍、年齢、文化背景、芸術スタイルの異なるアーティストがそれぞれの創作方法で自分なりのテーマの理解と解釈を世に示す。













