元青花博物館が再現した青花磁器の出土時の状況と特別に設置したレプリカのブース(7月25日撮影)
江西省の高安博物館に収蔵されている元代の青花磁器19点と釉里紅磁器4点が7月25日、新たに完成した元青花博物館で一斉展示され、多くの陶磁器愛好家を引きつけた。これらの国家一級文物が一般公開されたのは出土して35年で初めて。
元代青花磁器は出土後、安全面と展示条件の不足を理由に厚さ1メートルの鉄筋コンクリート製の保管庫に入れられ地下に保管されていた。その間、数点の国外に貸し出されたもの及び外国で展示されたものを除き、同時に展示されたことはなかった。2010年、中央政府と地方政府は5000万元超を出資し、高安の元青花博物館の建築を開始し、35年間眠っていた国宝を一般に公開した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年7月27日