1月11日、山東省棲霞市の牟氏荘園にある保存状態のよい古い建物と文物を見て回る観光客。
牟氏荘園は中国北部で最も規模が大きく保存状態のよい荘園で、北方大地主の牟墨林氏一族が数世代で住んでいた場所である。荘園は清の雍正帝の時に造られ、敷地面積は2万平方メートル超、3組6院、計480間以上からなり、穀物倉庫、製粉や搾油の専用部屋もある。
建物の上にある生き生きとした浮き彫りや絵は、職人の巧みな技術を示すだけでなく、高い芸術価値もある。牟氏荘園は中国北部の家族、礼儀、衣食住、行事、生活風習などの民族の歴史を反映している。この荘園は1988年に全国重点文物保護対象に指定され、テレビドラマ『牟氏荘園』の放送により毎日多くの観光客が訪れている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年1月13日