2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は4月25日、新しいエンブレムを発表した。青の長方形を花のリースの形に合わせたデザインが新しいエンブレムに決まった。写真は、4月25日に東京で撮影された東京オリンピック（左）とパラリンピックのエンブレム。

組織委員会によると、長方形は世界の多くの国と地域において長い歴史がある。日本で、長方形は江戸時代に広く知られ、「市松模様」と呼ばれるようになった。また、エンブレムに使用された青は日本の伝統色でもあり、優雅・成熟を象徴する。

エンブレムは3つの異なる長方形からなり、それぞれの国と地域、文化と考え方を表し、「多様性と調和」のメッセージを込めたと同時に、東京オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表した。このエンブレムは日本人アーティスト・デザイナーの野老朝雄氏がデザインした。

「中国網日本語版（チャイナネット）」 2016年4月26日