湖北省十堰市に住む軒さんは、市場で野菜を販売しているときに自分の所持金の中から不思議な100元札を見つけた。この紙幣の額面は100元だが、すかしの部分が「300」になっている。1999年版のやや古い紙幣だが、ライトを照らすと「300」の印刷がはっきり見える。軒さんがこの紙幣を数店の銀行に持って行ったところ、本物だと鑑定された。数人の民間の通貨コレクターは、これはエラー通貨であり、市場価値は100万元に上るとしている。

エラー通貨は印刷過程でミスがあった本物の通貨である。このようなものは非常に少ないため、非常に価値がある。コレクション市場の人気に伴い、エラー通貨に目をつける投資家は増えており、一部のコレクターが大金で買い付けることにより価値は高くなっている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」 2016年5月13日