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japanese.china.org.cn | 23. 05. 2016

中国無形文化遺産「虎頭靴」の生存 伝承人の出現を望む

タグ: 中国無形文化遺産,虎頭靴

 

手作りの虎頭靴を並べる丁源さん(右)・羅紀華さん夫婦

安徽省蚌埠市に住む丁源さん・羅紀華さん夫婦は、蚌埠市無形文化遺産「虎頭靴」の伝承人である。「虎頭靴」は布、綿、5色の糸を使い、刺繍や縫製など約10の工程を経て作られる。2人は年間約100足の虎頭靴を手作りする。

2人は現在、ネットショップを経営しており、消費者は伝統的な工芸品をネットで見ることができる。「複雑な工芸で、虎頭靴を学びたい人がどんどん減っている」と、羅さんは正直に話した。

2人はかつて工芸教室を開設していたが、最後まで続ける学生は非常に少なく、この手作りの技術は後継者がいないという状況に直面している。また、羅さんは「現代の靴製造業の発展に伴い、虎頭靴の技術はあまり知らないようになり、純手作りの虎頭靴は徐々に市場から消えるかもしれない」と話した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月23日

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