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japanese.china.org.cn | 30. 05. 2016

武漢大学の卒業生が「大学の花」を販売 思い出を記録

タグ: 武漢大学,卒業生

5月29日、「思い出を持って社会に入ろう!2013年の武漢大学の桜はたった300元!大学の花であるミスキャンパスの黄燦燦さんを手に入れることはできないが、本当の花なら手に入る!」武漢大学の校内で、ある卒業生が大声で自分の特別な「ビジネス」をアピールし、多くの学生から注目を集めた。

6月の卒業シーズンを前に、卒業生たちは校内に露店を出し、低価で本や日用品を売っている。その中に、非常に変わったブースがある。販売するのは武漢大学を代表する桜だ。2013年から2016年に地面に落ちたこれらの桜は、心温かい学生に拾われてプリザーブドフラワーになり、そしてフレームに入れられた。価格は30~300元。

紹介によると、2013年は武漢大学創立120周年にあたり、この年の桜の標本は最も高い。ブースの「オーナー」は同校の新聞・伝播学院4年生の険さんだ。桜の標本を並べるとすぐに多くの学生が寄って来て、わずか数時間で1万元以上を売り上げたという。

これほど高い人気について、険さんは「ただ母校の桜を保存し、わたしたちの大学の青春時代を記念したいと思った。これほど売れ行きがいいとは思っていなかった」と話した。

記者が現場で観察していると、数名の学生が険さんと値切り交渉をしたが、「思い出に残す」ために高額で購入する学生もいた。「この桜を見て、大学4年間のすべての光景が浮かんだ。私はもうすぐドイツの大学院に入り、武漢大学には二度と戻らない。300元で思い出が手に入ればお買い得だと思う」と、ある女性は泣きそうな表情で記者に話した。

険さんは、後輩たちが武漢大学の桜の標本を収集し、もっと多くの学生と共有し、武漢大学の伝統になるとよいと考えている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月30日

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