イギリスの『デイリー・メール』の6月15日の報道によると、列車に乗り風景を眺めると心地よい気分になる。デザイン会社のイチバンセンはこのほど、大きな窓が特徴のリゾート列車「えちごトキめきリゾート雪月花」をデザインした。この車両は鉄道両側の美しい風景を存分に楽しむことができる。
車両は巨大な窓が壁の代わりになっており、ガラス管のような見た目をし、乗客は外の風景を見わたすことができる。また、運転席のドアもガラスになっており、列車マニアは間近で操縦を見ることができる。
この車両は2両編成で、1両はリゾート向け、もう1両はフレンチレストランになっている。座席は45席しかなく、1食付きの乗車料金は100ポンド(約934元)、食事代を除けばわずか40ポンド(約373元)である。
日本だけでなく、カナダやスイスにもこのようなリゾート列車がある。バンクーバーから出ている「ロッキーマウンテニア号」は、様々な風景名所、荒野の絶景、野生動物、ヨーホー国立公園、コロンビア氷原を眺めることができ、仙郷にいるような雰囲気に浸れる。
スイスの「グレッシャー・エクスプレス(氷河急行)」は「世界一遅い特急列車」と言われている。サンモリッツからツェルマットまでの290キロを8時間かけて走行する。291本の橋、91本のトンネル、ドナウ川とライン川を通る。最も魅力的な場所はベルニナ峠で、快適な車内から氷河や山脈の絶景を見わたすことができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月17日