ゴリラの「ディジット」はティビロンさん夫妻に引き取られ、18年共同生活をしている。
イギリスの『デイリー・メール』によると、フランス・リヨンに住むピエールさんとイリアーヌ・ティビロンさん夫妻は18年前にゴリラの「ディジット」を引き取り、今まで育ててきた。当時体重が2キロほどしかなかった「ディジット」は今はかなり大きくなったが、共同生活を続けている。
ティビロンさん夫妻によると、「ディジット」は、大人になり体重が82キロに達しても一緒にベッドで寝たがった。夫妻は「ディジット」専用のトレーニングルームを設け、広い「新居」で1人で寝られるようにしたという。
ティビロンさん夫妻は動物園を経営し、環境の悪い動物園やサーカス団から保護した動物を世話している。動物園にはサル、ユキヒョウ、トラ、ライオン、ゴリラなどがいるが、夫妻にとって「ディジット」はわが子のような存在である。
体が大きくなった今も「ディジット」はか弱い子供のようで、人間の親がいないと何もできない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月24日