「彼女はスタイル抜群。娘でなかったら、自分もデートしたいほど」。米次期大統領のドナルド・トランプ氏は、記者からの「娘のイヴァンカさんがプレイボーイ誌の撮影をすることに賛成か」という問いに対し、このように答えた。
イヴァンカさんは米国の典型的な美女で、金髪で豊満体型、身長180センチ、手足が長く、物語に登場する男性が憧れる人物のようである。「彼女は頭が下がるほど美しく、仕事もできる」と多くの人は話す。知人によると、トランプ氏はイヴァンカさんを心から敬服し、信頼できる片腕だと考えている。
選挙運動期間中、イヴァンカさんはトランプチームで最も優秀な危機管理者だった。彼女は、衝動的で論争の多いトランプ氏と対照的で、女性としての魅力を活かしトランプ氏が作り出した矛盾を目立たなくした。あるとき、トランプ氏は中国に関する発言をし、その直後にイヴァンカさんは自身が中国語でうたう新年の歌をTwitterに投稿し、華人に新年の挨拶をした。
トランプ氏の女性差別のイメージをなくすため、彼女は女性が公平な給与をもらう権利と給与補償で休める産休という提案をした。レストランで、穏やかな性格のイヴァンカさんは、よく積極的に他の客に挨拶したり、店員と写真を撮ったりし、妊娠9カ月のときも出産直後も、常にトランプ氏の隣に立ち票集めを手伝い、記者からの敏感な質問を余裕でかわすなどした。
『ワシントン・ポスト』は、彼女の存在は「トゲを覆う軟膏剤のよう」と論じている。トランプ氏の勝利後、記者に「父親の政府で自身が担当する仕事」について尋ねられたイヴァンカさんは、「娘でいたい」と答えた。
彼女は『ゴシップガール』に登場する女王たちのモデルであり、アッパー・イーストサイドの女性のオーラに溢れている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年12月15日