VR体験店の7割が赤字状態 産業化への道遠く

VR体験店の7割が赤字状態 産業化への道遠く。

タグ: 産業チェーン,VR産業

発信時間: 2017-01-08 11:06:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

2016年は中国のVR元年と言われてきた。次々と資本を呼び込み、広州や深圳の街角ではVR体験店が増えた。しかし最近発表された「中国VR体験店の現状白書」によると、3000店あるVR体験店のうち、2016年に利益を出せたのは3割に満たなかったという。業界筋の多くは、VRコンシューマー市場の臨界点が来るのはまだ先のことだと考えている。 メガネあるいはヘルメットを装着するだけでバーチャルな世界に入り込むことができる。人々を魅了する想像空間と幅広い応用性から、VR産業はIT業界や資本家を惹きつけてきた。2016年、中国では百度、アリババ、テンセントが相次いで参入すると同時に、上場企業の60社以上がVR業界への参入を宣言した。 2015年から2016年初までは熱い注目を集めたVRだったが、昨年5月以降になると資本流入に急ブレーキがかかった。国内著名VR企業の「Alfa Real」と「Miidol」の給与未払いが明らかになり、「Mojing」もリストラを余儀なくされた。「以前はVRと言えば誰もが乗り気になった。今では電話でVRの投資について話すと、“今忙しいからそれはまた明日話そう”と言われるようになった」と、「VRseen」の孫静CEOは恨めしそうに話す。シンクタンク「易観」のシニアアナリストである趙子明氏は取材に対し、VR業界は冬の時代に入ったわけではなく、市場が成長する前段階で過度にVRに肩入れする人がいたために、必要以上の高みに上ってしまったのだと説明する。投資家と市場は、いま冷静になりつつある。市場が理性を取り戻すことはVR業界にとって悪いことではない。

中国は産業チェーンの基礎を持っている 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月8日

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