報道によると、上海地下鉄8号線三期に導入される最初の自動運転車両がこのほど、上海市の浦江鎮駅に到着した。この地下鉄は最新型の「INNOVIA APM300」車両を採用する。
同車両の最大の特徴はゴム車輪用レールと全自動運転システムを採用した点で、破裂防止の車輪リムを搭載し、全天候での運行が可能。また、ゴム車輪を用いたことにより回転半径が小さく、登坂能力が高く、騒音を一般的なスチール製の車輪・レールより10~20デシベル下げることができる。
「INNOVIA APM300」は世界で最も先進的な自動運転システムを搭載し、全自動運転が可能で、停車位置の誤差、開扉時間、運行間隔の合理化、安全と規範化を実現。
上海地下鉄8号線三期は初期で同車両を11本導入し、上海到着後にテストを実施し、2017年末に試運転に入るという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月11日