ブロードバンドの通信速度が向上、4Gは12Mbpsに迫る

ブロードバンドの通信速度が向上、4Gは12Mbpsに迫る。

タグ: ブロードバンド 通信速度

発信時間: 2017-02-09 14:30:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ブロードバンド発展連盟はこのほど、2016年第4四半期の「中国ブロードバンド通信速度状況報告書」を発表した。同四半期の中国ブロードバンド通信速度は安定的に向上し、固定ブロードバンドの平均通信速度(下り)は11.90Mbpsで、モバイルブロードバンドユーザーの4Gネットワークによる接続時の平均通信速度(下り)は11.93Mbpsに達した。

「通信速度向上・通信料金引き下げ」は、中国通信市場の近年のキーワードになっている。固定ブロードバンドもモバイルブロードバンドも、通信速度が向上している。同報告書によると、全国のすべての地級市のほぼすべてが光ネットワーク都市になっている。光ファイバーは都市部世帯の「標準スペック」になっている。電気通信の普遍的なサービス提供の試行が順調に展開されており、中西部の過疎地にある農村も、光ブロードバンドの接続が可能になった。4Gネットワークの普及促進で、通信速度が向上している。中国は世界最大規模の4Gネットワークを構築している。4Gユーザーがすべてのモバイルユーザーに占める割合は、55%に達している。

地域別に見ると、全国13の省クラス行政区画の固定ブロードバンド平均通信速度(下り)が12Mbps以上に達している。うちトップ5は、上海市、山東省、江蘇省、北京市、福建省となっている。直轄地と省都のブロードバンド通信速度ランキングのトップ5は、上海市、済南市、福州市、鄭州市、北京市となっている。各通信事業者のモバイルブロードバンド通信速度を見ると、3G・4Gの通信速度(下り)が最も速かったのは中国聯通で、前者が4.81Mbps、後者が13.72Mbps。

通信速度の向上に伴い、携帯電話のパケット通信料も急増している。今年の春節(旧正月)連休中、パケット通信料はこれまでの記録を更新した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月9日

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