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japanese.china.org.cn | 13. 02. 2017

インド 50年虐待されたゾウが救出

タグ: 虐待されたゾウ

イギリスの『デイリー・メール』によると、インドの「サンジェイ」という名前のゾウが50年間にわたり鎖に繋がれ虐待を受け、結婚式でのパフォーマンスを強要されていたことがわかった。この半盲のゾウは救出され、新しい家でのんびりと過ごしているという。

刺のついた鎖に繋がれて病弱していたサンジェイは動物愛好家に発見され、インド政府の関係部門が探し出し、動物保護センターの助けにより救出された。獣医によると、サンジェイは虐待を受けて結婚式やパーティーでのパフォーマンスを強要されていた。発見時、左目は失明し、栄養不良で足、肉趾、尻尾は傷だらけ、健康状態は悪く、全快するまでかなりの時間がかかった。さらに驚くことに、サンジェイの糞便からビニールも見つかった。

救出後、サンジェイはゾウ保護・ケアセンターに送られ、体調は回復した。新しい家に移って数時間後には泥を投げて遊んだり、サトウキビを噛むなどのリラックスした様子を見せた。

ゾウ保護・ケアセンターの責任者で共同創設者のカーティック・サティアナラヤン氏は、「密猟や生息地の破壊により、野生のアジアゾウの約98%がいなくなっている。インドはアジアゾウの最後の主要生息地であり、50%が暮らしている」と話した。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年2月13日

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