宇宙飛行士にとって、宇宙での活動は大変である。宇宙服は不便で、宇宙飛行士は機敏に動くことができない。また、このような状況下では感知と視覚もやや鈍る。

マサチューセッツ工科大学のマン・ビークル実験室の研究者は、スマートウェアラブルデバイスを通して周囲の環境を知るという解決方法を思いついた。このウェアラブルデバイスは変わった靴のように見えるが、これを履くと宇宙飛行士は障害物を素早く避けたり、ナビゲーション情報をリアルタイムで取得したりできる。

そのため、このスマートシューズを履けば、宇宙飛行士は本当の宇宙遊泳ができると言える。

このスマートシューズには距離センサーが内蔵されており、触覚フィードバック（振動）で障害物までの距離を教えてくれる。前方に障害物があると靴が振動し、障害物が近づくとその振動は速くなる。これは、自動車の駐車支援システムに似ている。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2017年3月16日