ロンドンで工業デザインを学ぶ3人の学生がこのほど、分子ガストロノミーから思いつき、水滴状のボトル「Ooho」を作った。
3人によると、「Ooho」の製作は簡単でコストも安く、丈夫で地球に優しく生物分解でき、しかも食べられる。この容器は「spherification」という技術を用いて水を2層の膜に閉じ込めたもの。「spherification」技術とは液体を球状に成形する技術で、1946年に誕生し、近年になりスペイン人シェフのエル・ブジ氏によって普及した。この技術の原理は卵黄と同じで、卵黄が球状を維持できるのも外に薄い膜があるためである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年4月19日